2017/10/16

脈診


鍼灸治療を行う前には、四診(望診、聞診、問診、切診)という四種類の診察を行います。
その中の切診(触れる診察)の方法の1つが脈診です。
患者さんの両手首の橈骨動脈に施術者の第2-4指の3本を置いて、脈に触れます。
これは単に脈拍数をカウントしているのではありません。
脈の深さ、リズム、太さ、各指先で触れる脈の強弱などを診ています。
その脈の状態によって体調を判断します。
健康状態が著しく傾いた方は、特徴的な脈があらわれやすいのですが、健康な方ほど、変化が微細です。
脈は変化しやすいので、当院では、診断するための情報の1つとして、そして治療前後の体調の変化の参考として、利用しています。





野口鍼灸 Noguchi Harikyu 
 
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