2017/10/17

舌診


東洋医学の診察方法、四診(望診、聞診、問診、切診)中の望診(見る診察)の方法の1つが舌診です。
患者さんの舌を拝見すると、身体の内側の状態をうかがい知ることができます。
チェックしているのは色、形、苔などです。
淡紅、薄白苔というのがノーマルな状態と考え、そこからの傾きによって体調を判断します。
舌の状態は脈ほどは早い変化がない分、ここ数日の健康状態を正直に表してくれているように思います。
私自身も、食べ過ぎ飲み過ぎの翌日は苔が厚くなっていたり、むくんでいる時は舌もむくんで歯型がついていたり、疲れてパワー不足の時は、部分的に苔が剥げてしまっていたり…といった変化があります。
こどもの舌も、日々見ていると変化があります。胃腸が弱っている時は苔が白く目立ちます。
そんなに変化するのかな?と思う方は、ぜひ毎日鏡で観察してみてください。日々の変化に気づかれることと思います。



野口鍼灸 Noguchi Harikyu 
 
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