2017/10/15

東京ディズニーランドから学ぶ行動基準

生まれて初めてお給料を頂いたのは、東京ディズニーランドでした。
大学進学のため上京し、千葉の親戚の家から都内の大学に通う中間地点にあったのが、舞浜駅。
千葉に住んでいたのが奏功したのか、東京ディズニーランドのキャストとして採用してもらいました。
(お客様をゲスト、従業員をキャストと呼びます。)
初めて外で働く経験となったTDLで受けた教育はインパクトがとてもあり、今も残っているように思います。
その行動基準は「SCSE」というものです。
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Safety(安全)
Courtesy(礼儀正しさ)
Show(ショー)
Efficiency(効率)
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この4つの鍵は、優先順位の高い順に並んでいます。
優先順位を守り行動することによって、ゲストにハピネス(幸福感)を提供することができると教わりました。
効率が最後に来ているのが特徴的だと思います。
効率は大切ですが、安全や礼儀正しさ、ショーを無視して効率を優先しても、ゲストにハピネスを提供することはできないという考えのもと運営されています。
(ちなみに、この行動基準で他の飲食店でアルバイトをしたら怒られました…。私のノンビリさゆえだと思いますが…)
その後、様々な仕事や職場を経験し、今に至りますが、開業している今、この行動基準に基づいて動いている自分に気づきます。
たくさん患者さんがいらっしゃる職場も経験しましたが、今はベッド1床の小さな小さな治療室。
じっくり丁寧に治療ができる環境を選び、それが私としても心地よいのは、この働き始めの原点回帰ができているからかもしれないと感じています。
ちなみに…
「ショー」というのは、パーク内のあらゆるものがテーマショーという観点からのおもてなし行動を指しているのですが、私が通っていた専門学校の理念の「私たちの学ぶ技術は、芸術であり…」という部分につながるように思いました。
野口鍼灸 Noguchi Harikyu 
 
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