2017/10/12

鍼灸の目的


東洋医学の概念は中国の思想からくるキーワードがたくさんありますが、化学や物理、生理学の概念とも相似することがたくさんあることに、私は、おもしろさを感じています。
若い頃に学んだ時は、概念的でピンとこなかったことも、ああ、こういうことを言っていたんだな・・・と後になって思うことも多々あります。

どういう考えのもと、東洋医学的な診察をし、ツボを選んでいるのか、少しずつご紹介したいと思います。
鍼灸の目的は東洋医学では、主に、
1.調和陰陽
2.疏通経絡
東洋医学では「不通即痛」流れが滞ったところに、痛みが生じると考えます。

とされています。
「調和陰陽」というのは別の言葉で置き換えると、ざっくり言って自律神経の調整が近いのではないかと思います。
交感神経、副交感神経に働きかけて、偏りを調整し、内臓機能を整えることは、鍼灸の得意分野です。
「疏通経絡」というのは、経絡を通すという意味。
疼痛緩和というのも、今わかっている鍼灸の得意とする効果の1つです。特に、筋筋膜性の疼痛には効果が高いように感じています。


野口鍼灸 Noguchi Harikyu 
 
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