さわやかな季節になりましたね!
でも、ここ数日は一足早い夏日もありました。
暑さに馴れるまでは、ちょっと身体がきついのですが、
ここを上手に乗り越えると熱中症になりにくく、
暑さに強い身体になります。
「暑熱馴化」という言葉をご存知でしょうか?
身体を暑さに適応させることを言い、
1週間から10日間ほどかかります。
私たちの身体は外気温が変わっても一定の体温を保てるようになっていますが、
急激な温度変化に体温調節機能がうまく働かず、
身体の中に熱がこもってしまうと、夏バテや熱中症になりやすくなります。
そのために夏の初めのこの時期に、
暑熱馴化を促し、夏本番への準備をしましょう。
ポイントは2つ、発汗と、室温の調節です。
発汗は、体温調節や、水分の排泄のために大事なことです。
運動や入浴をして汗をかきやすくなるようにしましょう。
暑い時こそシャワーだけにせず、湯船に入るのが大切です。
また冷房を多用して、汗をかかない生活をしているのも、かえって身体がつらくなります。
うっすら汗をかけるような室内環境を保ちましょう。
そのためには、外出先でも、冷房から体を守ることが大事です。
長袖のはおりものやレギンス、薄手の腹巻などが活躍します。
夏に向けて汗をかく練習をしながら、
初夏のすがすがしさを満喫してくださいね。