2013/07/09

夏の養生


急に暑くなり、身体にこたえますね。
夏バテを防ぐ水分のとり方についてご紹介したいと思います。


暑い夏、汗もかきますし、身体もほてり、のどが渇きます。
冷蔵庫から冷えた麦茶を取り出しグビグビ、
氷も入れて最後にガリガリしたいところ…。


でも…実は冷たい飲み物を、一気にたくさん飲むと、
内臓や血管を冷やしてしまいます。


身体は一定の体温を保つようにしているので、
冷えてしまった分を温めようとし、後から余計にほてりを感じてしまいます。


また胃液が薄まるので、消化力が落ちて、夏バテにもつながります。
さらにむくみやすくもなるようです。


ではどうしたらよいでしょうか?


薬膳では、麦は身体をさましてくれる作用がありますので、
麦茶は冷やすと冷やし過ぎになります。


傷まないように冷蔵庫に保存するのはよいのですが、
少し温めてから飲むとよいと思います。


温かいものを少しずつ飲むと、と喉が潤い、
うっすら汗も出て、熱を放散し、涼やかになります。


温かい緑茶も同様に、身体を冷ます作用があります。


特に冷え症の方は、冷やしすぎないように夏を満喫すると、
身体を温める力を補うことができ、
冬を元気に温かく過ごすことができますので、ぜひお試しください。
野口鍼灸 Noguchi Harikyu 
 
ご予約 080-3125-0705  
 
 不定休
ゆっくりやわらかな治療を行う女性のための逗子の鍼灸室です