2012/09/27

つけてみよう!からだノート (観察と記録の大切さ)



みなさんは、ご自分の体調を観察、記録していますか?


女性であれば、手帳に月経の日を書き入れて把握している方、
基礎体温をつけていらっしゃる方など、いらっしゃるかもしれません。


私も、つい自分のことは怠りがちなのですが、
このところ数ヶ月、起床して最初に体重を測り、
スマートフォンのアプリで体重を記録しています。
そして、朝の体調についてコメントを残すことを始めました。


つけはじめて、3ヶ月ほど経ちましたが、
こうして観察と記録をすると、客観的に自分の体のリズムがわかってきます。


私の場合、体質的には矛盾がないのですが、
黄体期になると、元気が出てきて、体調もよくなり、代謝がよいのか、体重も少なめです。
ですが、月経終了後から排卵の時期はなんとなく低空飛行、
若い頃、無茶をするたびに偏頭痛が出ていたのもこの時期でした。


でも、鍼灸師になる前の20才前後は、
体調が悪い時は体のことを気にするのですが、
喉元を過ぎると忘れてしまい、同じことを繰り返していました。


西洋、東洋でも、、現代的、伝統的でも、どのような医療においても、
まずは体の観察はとても大事で、それを記録しておくことはさらに大切です。


ちょうどそんなことを感じていた時に、
「知ろう!小児医療 守ろう!子ども達」の会の代表の阿真京子さんが
Twitterでお子さん一人一人のからだノートをつけていると
先日つぶやかれているのを発見。



おお!これは素晴らしいアイデアだ!と感嘆しました。


https://twitter.com/ama_kyo/status/247458157612380160

https://twitter.com/ama_kyo/status/250047374808993793




調剤薬局でもらうお薬手帳なども、過去の診療記録を残してくれますが、
昨年のこの時期に、同じ状況で風邪をひいた・・・など記録があると、
こどものケアもしやすいように思います。


こどもの成長はめざましく、日々の育児はめまぐるしく過ぎるので、
私など、ついつい昨年のことは忘れてしまいます。


あとから、手帳のメモをたどると、
娘が同じ時期に湿疹がでていたり、息子が気管支炎になっていたりするのです。


小児科の先生にも、受診時に、こういう確かな記録があると、
診察していただくのにも、とても便利だと思いますし、
スムーズで確実な診療につながるはずです。


また、こどもの体の特徴を知ることは、
日々のお世話や看病をする際にも、 とても役立ちます。


私も、見習って、ノートを作ろう!と思いました。


みなさんもいかがですか?
ぜひぜひ、大人の分も作ってみてくださいね。




野口鍼灸 Noguchi Harikyu 
 
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