2014/07/14

【見えない力と体の関係2:気圧と台風】



【見えない力と体の関係】シリーズ、
ゆるやかに続けて行きたく思っています。

今回は気圧と台風です。

先日の大きな台風がやってくる前あたりから
体調を崩している方が多いようです。

さらに台風一過の暑さにも参っていらっしゃる方も
多いのではないでしょうか?

これは気圧の変化に私たちの体は影響されやすいからなのです。


そもそも気圧とは何なのでしょうか?


気圧の仕組みについて、何回かにわけてご紹介したいと思います。


まずは相手を知ることが攻略の秘訣。

大きな気圧の変化をもたらす台風について調べてみました。




■台風とは?



台風とは、熱帯の海の上で生まれた低気圧です。


その熱帯低気圧のうち、最大風速(10分間平均)が

およそ17m/s以上のものを「台風」と呼びます。

参照:日本気象協会HPhttp://www.tenki.jp/docs/note/typhoon/page_1




■台風の番号と名前の付け方



先日やってきた台風8号ノグリーは

非常に強い台風でした。

この台風の番号は、毎年1月1日から

発生した順にカウントされます。

でも、このノグリーって、ノグリーって…!


不思議なネーミングが気になっていましたが、

なんとこれは韓国語で「たぬき」を表すそうです。

でも確か昔はアメリカの人の名前がついていたような…。


そうなんです!


今回調べてみて初めて知ったのですが、

2000年から台風の名前のつけ方が変わったらしいのです。

北西太平洋または南シナ海の領域の国の言語で

あらかじめ140個の名前が用意してあり、
それを順につけていきます。

最後の名前まで行くとまた最初に戻るそうです。

参照:気象庁HPhttp://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-5.html



■台風のしくみ



気圧とは空気の重さです。


地球の表面には均一に空気が分布しているのではなく、

空気の多いところと少ないところがあります。

多いところから少ないところに空気が流れ込むと

そこから上昇気流が生まれ、
水蒸気を吸い上げて雨雲を作ります。

それが低気圧の正体です。


その中でも特に大きな渦とパワーを持つのが台風。


実際に風雨が強い時より、台風が近付く前の方が

体調や気持ちが不安定になるのは、
風や雨は低気圧の結果生まれるものであって、
気圧が下がること自体が身体、特に自律神経に影響を及ぼすからなのです。

参照:日本気象協会HP
http://www.tenki.jp/docs/note/typhoon/page_2



高気圧と低気圧、気圧の変化と身体への影響については、

次回に続きます。
野口鍼灸 Noguchi Harikyu 
 
ご予約 0467-80-2975  
 
 不定休