1月の養生

年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか？

帰省、新年会などイベントが盛りだくさんだった方も
多いのではと思います。

インフルエンザや流行性胃腸炎などの感染症を患ったご家族の
看病などでお疲れの方もいらっしゃるかもしれませんね。

そんな時におすすめなのが、胃腸を休めるおかゆです。

1月7日の朝の七草粥は、祝膳や祝酒で弱った胃腸を
休めるための伝統的な習慣ですが、その日だけではなく、
ちょっと胃がもたれるな…と思った時には、
ちょこちょこ取り入れて体を休めてあげましょう。

また、この冬は、前評判どおりとても寒くなりました。
寒さによって身体の陽気が阻害されると、気血の循環も悪くなり、
冷え・痛み・しもやけなどの症状も出やすくなります。

しもやけができてしまった方は、以下の対策がおすすめです。

●濡れたままにすると冷えるので、まめにふきとる

●カイロや温浴、湯たんぽなどを使い積極的に温める工夫をする

●クリームなどをつけながらマッサージをして血行をよくする

●ビタミンEの多い食材をとること
　（脂溶性ビタミンで、良質な植物油やナッツ類に多く含まれます。
　摂りすぎには注意ですが、薬膳でもくるみや黒ごま、落花生などは冬におすすめの食材です。）

●壊れてしまったり、程度がひどい時は、皮膚科の先生にご相談して、
　お薬も効果的に使いましょう。