2012/12/04

12月の養生

早いもので今年も残すところあと1ヶ月となりましたね。
寒さも本格的になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

東洋医学では立冬から立春までの、
立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒という6つの節気を冬としています。

自然界では、草木が枯れ、動物は冬眠に入る時期で、
私たち人間も身体活動が緩慢になり、休ませる時期に入ります。

養生としては「蔵:貯蔵すること」が大切で、 
身体を養うのに一番よい季節とされています。

寒い冬には、陰陽のバランスをとるために、 
睡眠時間を長めにとり、早く寝て、 
太陽が昇ってから起きるようにするとよいと言われています。 

また特に寒さから体を守り、保温に気をつけ、 
適度な運動をして体質を強くし、抵抗力を高めることが重要です。

冷え対策には、守りの対策と攻めの対策があります。

守りの対策は、冷えが体内に入り込むのを防ぐことです。 
毛糸の素材を使った靴下などで保温力を高めたり、
腹巻、レッグウォーマーで重ね着したり、首、手首、足首の5つの首や
肘膝などの関節をさらさないようにするのが、おすすめです。

攻めの対策は、直接温かいものを体に取り入れて、冷えを追い出すことです。
温かい飲み物、食べ物で体を内側から温めたり、
お灸や湯たんぽ、カイロなどで体を直接温めたりするのがおすすめです。 

攻守両方をうまく使って、温かく冬を過ごしましょう。
野口鍼灸 Noguchi Harikyu 
 
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