早いもので今年も残すところあと1ヶ月となりましたね。
東洋医学では立冬から立春までの、
立冬・小雪・大雪・冬至・ 小寒・大寒という6つの節気を冬としています。
自然界では、 草木が枯れ、動物は冬眠に入る時期で、
身体を養うのに一番よい季節とされています。
寒い冬には、陰陽のバランスをとるために、
睡眠時間を長めにとり、早く寝て、
太陽が昇ってから起きるようにするとよいと言われています。
また特に寒さから体を守り、保温に気をつけ、
適度な運動をして体質を強くし、抵抗力を高めることが重要です。
冷え対策には、守りの対策と攻めの対策があります。
守りの対策は、冷えが体内に入り込むのを防ぐことです。
毛糸の素材を使った靴下などで保温力を高めたり、
腹巻、 レッグウォーマーで重ね着したり、首、手首、 足首の5つの首や
肘膝などの関節をさらさないようにするのが、 おすすめです。
攻めの対策は、直接温かいものを体に取り入れて、 冷えを追い出すことです。
温かい飲み物、 食べ物で体を内側から温めたり、
お灸や湯たんぽ、 カイロなどで体を直接温めたりするのがおすすめです。
攻守両方をうまく使って、温かく冬を過ごしましょう。